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【上智学院サステナビリティ推進本部 / KASA Sutainability 共催】Sustainable Campus Forumを開催しました (2022年4月29日)

2022年4月22日(金)、上智大学の学生・院生がメンバーとなっているKASA Sustainability と上智学院サステナビリティ推進本部が協働し、“Sustainable Campus Forum”をオンラインで開催しました。“Sustainable Campus Forum”はKASA Sustainabilityにより2020年のコロナ禍において初めて開催されたもので、今回が3回目の開催となります。そして、この度の開催につき、同じく上智大学においてサステナビリティを促進するために日々活動している、上智学院サステナビリティ推進本部が携わりました。

当日は、教員、職員、学生が一堂に会し、日々学び・働くキャンパスのサステナビリティについて感じている課題を共有し、今後の展望や具体的なアクションを考えました。使用言語毎にブレイクアウトルームが分けられ、少人数でのディスカッションの後に、メインルームにてさらに議論を深めました。立場、職務、学問の専攻に関わらず、思いを分かち合い、打ち解けあったことで、ディスカッションの終わりには、同じ問題意識を持つ同志としての結束感が垣間見えました。

他方で、それぞれが大学の構成員として感じている課題は多岐にわたり、キャンパスの環境や、学内における繋がりの希薄さ・発信される情報量の少なさなど、ハード面とソフト面、両方の課題が挙げられました。加えて、解決策として、大学全体に求められる改革などを議論し、持続可能なキャンパス・コミュニティについて網羅的に話し合いました。

あるグループ内では“大学というコミュニティはそのマジョリティである学生の入れ替わりが激しいため、どうしても短期的な視座に陥りがち”という指摘がありました。最も学生には入学という入り口の先に、卒業という出口が待ち構えていることは確かで、その課題を看過すべきではありません。だからこそ、上智においてKASA Sustainabilityをはじめとする課外活動団体や上智学院サステナビリティ推進本部といった組織には、メンバーの入れ替わりがあろうとも、意志を継ぎ、サステナビリティを長期的に体現・促進していく重要な役割があるのだと確信しました。

今学期から対面授業がさらに増え、キャンパス・コミュニティにおけるサステナビリティの重要性はさらに増しています。オンライン上ではありますが、キャンパスのあらゆる構成員が集い、垣根を越えて話し合えたことは、参加した学生や教職員の個々の意識改革につながっただけでなく、参加者に限らずすべての人にとって持続可能なキャンパスの構築を考える、有意義な時間となったことでしょう。

今後ともこういった取り組みや協働を通して、上智大学、及び上智学院サステナビリティ推進本部は教職員や学生、あらゆるステークホルダーが、誰一人取り残さない未来社会を追求していきます。

(学生職員 松本・間森)