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上智学院創立記念プログラム~「日本語お上手ですね!」という前に日常に潜む攻撃性“マイクロアグレッション”について考える~を実施しました(2022年11月1日)

2022年11月1日(火)午前11時30分から午後13時まで、上智学院創立記念プログラムの一つ「『日本語お上手ですね!』という前に―日常に潜む攻撃性“マイクロアグレッション”について考える」が、上智大学四谷キャンパス6号館1階101教室で開催されました。本プログラムは、上智学院サステナビリティ推進本部が主催し、当日は教職員が約100名、学生が約40名参加しました。

【サステナビリティ推進本部主催】創立記念プログラムを開催します(2022年11月1日)

今回のプログラムは、「ダイバーシティという言葉が浸透し、様々な制度の改革や充実化が進む現代社会において、私たちの意識や言動、価値観も同じようにアップデートできているか」という命題のもと、“マイクロアグレッション(差別したり、傷つけたりする意図はないのに、相手の心に影を落とすような言動)”に注目しました。そもそもこの言葉を知らない、または聞いたことはあっても詳しく理解していない教職員や学生を主な対象とし、マイクロアグレッションについて学ぶだけでなく、相手への理解や対話の手助けに変える具体的な方法を考えることを目的としています。

コメンテーターとして、本学外国語学部英語学科の出口真紀子教授と、学内でジェンダー平等推進のための活動をしている学生団体 Gender Equality for Sophiaの共同代表の稲井清香氏が登壇。また、「ジェンダー平等の実現」など社会課題をテーマに扱う事業を行う株式会社TIEWAの代表取締役であり「パレットーク」編集長を務める合田文氏をゲストとしてお迎えしました。

プログラムに先立ち、伊呂原隆学務担当副学長が登壇し、創立記念の日を迎えられた喜びと教職員に対する感謝を述べた後、“マイクロアグレッション”に関連するご自身の経験や想いにも触れながら、参加者としてプログラムでの学びを楽しみにしていると挨拶しました。

第1部の来場者参加型セッション「上智の中にある“マイクロアグレッション”」では、上智の中に存在する日常的なマイクロアグレッションを外国にルーツを持つ人、恋人についての会話、地方出身者、学生と教職員間という4つの場面で再現した寸劇が披露されました。その後、スマートフォンを使って、寸劇を見た簡単な感想を来場者がWEBで投稿、リアルタイムで会場スクリーンに表示されました。「あるあるだと思う」や「どこでもみる会話だ」といった感想が多く寄せられ、ゲストとコメンテーターと共に日々の会話を振り返りました。

第2部のレクチャー「日常に潜む攻撃性“マイクロアグレッション”とは?」では、出口真紀子教授が、アカデミックな観点からなぜマイクロアグレッションが生まれるのか、なぜ傷つくのか、どういった特徴及び影響があるのか等、マイクロアグレッションについて理解を深めるための解説を行いました。レクチャーの最後には、一人一人がマイクロアグレッションを知る重要性と大切さ、そして対処法が説明されました。

第3部のワークショップ「相互に尊重し合う対話に向けて理解を深めよう」では、第1部と第2部での学びや気づきを生かし、複数の視点から“マイクロアグレッション”を理解し、会場全体で上智の未来を考えました。ワークショップは、3つのステップに沿って進められ“マイクロアグレッション”の理解を個人で深めるだけでなく、ペアワークや会場全体での議論を通して、活発な意見交換が行われました。

プログラムのまとめでは、ゲストとコメンテーターが、それぞれ教員、社会人、学生の立場から、ご自身の体験談だけでなく、“マイクロアグレッション”を自分の身近な問題として捉え、今後の社会の在り方について考えるきっかけに繋がるヒントや展望を述べました。プログラムの最後には、今年度の創立記念行事のテーマの一つである「コミュニケーションの活性化」に因み、互いに感謝を伝え合うサンクスウィークの案内が行われ、プログラムが締めくくられました。