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「第4回ガーデニングワークショップ」を開催しました(2023年9月25日) 

2023年9月25日(月)9号館アクティブコモンズにて、「第4回ガーデニングワークショップ」を実施いたしました。

本ワークショップは、第1回に引き続き、マークイズみなとみらい屋上庭園などを手掛ける株式会社グリーン・ワイズ様からアドバイスを受けながら、「苗植え」「収穫」「活用」までの植物循環について学ぶことができます。これまでの活動の集大成である今回は、収穫物を用いた「活用」の報告会と次の作付けに備えて畑の手仕舞い作業を行いました。夏季休業を利用して学生同士で集まり、収穫した野菜やハーブを料理してパーティーを開催するなど、より交流を深めることができました。

(写真① 花を利用した押し花)

グリーンワイズ様の進行のもと、各グループから夏季休業中の活動報告がなされました。花を中心に育てたグループは華やかな色味を長く楽しめる押し花を製作し、バジルやハーブを育てたグループはイタリアン料理を中心にピザやパスタにトッピングするほかハーブティーに利用するなど多種多様な活用が見られました。猛暑が続き天候が芳しくないうえ、忙しい授業の合間をぬって水やりなど管理をしただけに、その美味しさはひとしおです。学生からは、市販の既製品を使わずに食材本来の味で十分に楽しめたと満足気な声を聴くことができました。

その後は、9庭に移動し畑の手仕舞い作業を行いました。夏を終え、次のシーズンに引き継いでいくための大切な作業です。グリーンワイズ様よりレクチャーを受け、各々のレイズドガーデンベッドから継続して育てる植物とそうでないものを選別し、きれいに整頓しました。

(写真② 畑の手仕舞い作業にいそしむ学生たち)

今回は、第1回目でお話しいただいたコミュニティガーデンとしての機能が改めて強調される回となりました。というのも、皆で協働して植物を育て、収穫し、活用していくステップの過程で得られることはガーデニングの経験や知識だけではありません。そこから派生する人々の交流や繋がりこそに価値があると感じます。学内において他学科の学生との交流する機会が限られている中で、国籍や年齢の壁を乗り越えて中を深め和気あいあいと作業に取り組む学生たちに9庭のあるべき姿が見えました。これからも学生の憩いの場としてのレイズドガーデンベッド及び9庭の役割に期待したいです。

(写真③ 参加者の皆さん)