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上智大学国連Weeks June, 2019 実施報告

上智大学国連Weeks June, 2019 実施報告

5月22日に、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)との共催シンポジウム「ESG投資と統合レポート-EUにおける現状と展望-日本企業の対応は?」が開催されました。開催にあたって、レディング大学(英国)のヘンリー・ビジネススクールとEYジャパン気候変動・サスティナビリティサービスの協力を得ました。

本学は国連グローバル・コンパクトに2015年に署名して以来、GCNJと共同でシンポジウム開催を続けており、今回が7回目です。テーマのESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視し選別して行う投資であり、SDGsの推進力としても大きく期待されています。ESG投資の判断には非財務的情報が極めて重要です。欧米ではESGに対する関心が急速に高まっており、EUでは非財務情報を統合した報告書の作成が義務付けられています。本シンポジウムでは、EUでの先進的取組事例を概観するとともに、我が国における企業や投資家の動向を共有することでこれからの課題を探りました。