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上智大学の女性教員比率の推移

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上智大学は、2009 年度科学技術人材育成費補助事業「女性研究者支援モデル育成」の採択を受け、「グローバル社会に対応する女性研究者支援」に取り組みました。

女性研究者のライフイベントおよびワーク・ライフ・バランスに配慮した研究環境の整備、研究活動中断や離職後の復職支援、研究力の向上・キャリア形成を推進するものです。

本学の「国際性」を活かした「グローバル・メンター制度(国際的に活躍する研究者をメンター(指導者、助言者)として迎える)」は第3回メンター・アワード2011組織部門優秀賞を受賞。さらには、女性に限定した公募実施によって、特に理工学系の女性研究者比率および大学院博士後期課程の女子学生比率向上させたことが高く評価され、当該プロジェクトの事後評価では、私立大学として初となる最高ランクの「S」ランクを取得しました。

こうした成果は、本学院の男女共同参画推進を大きく発展させるきっかけとなり、上智大学男女共同参画宣言(2011年)、男女共同参画推進室の設置(2012年)、「次世代育成支援対策法」に基づく基準適合一般事業主認定(2012年)等、大学全体の男女共同参画推進体制を整えました。

その後、2014年度に採択されたスーパーグローバル大学創生支援事業の構想において、女性教員比率を「2023年度時点において全学で約35%」という目標を掲げ、女性教員を積極的採用する取り組みを継続し、2020年度時点で2023年度の目標値を上回っています。