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【廃棄物に関するお知らせ】 第2回 リサイクルできる紙とできない紙

  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 学院・大学の取組み
  • 社会・地域連携

第2回のテーマは紙となります。

紙のリサイクルについて大学で取り組んでいる代表的な事例は、学内で使用されるトイレットペーパーに再生される機密書類の溶解処理となります。年に3回実施していますので、地球環境の保護と資源の有効活用のため、引き続きご協力よろしくお願いします。

この取り組みについて、回収およびリサイクルをおこなっていただいている業者さんのホームページにSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」として上智大学が紹介されていますのでお時間のある時にご覧いただけますと幸いです。

1. 大学で廃棄されるさまざまな紙

大学から排出される主な紙には、①コピー・OA用紙、②機密文書等、③雑誌・パンフレット・色付き紙、④新聞・折込チラシ、⑤段ボール、⑥食品残滓などが付いた紙くず・シュレッダー屑があります。

(1)発生量

 コロナ前の2018年度と2019年度の比較では発生量はほぼ同じです。

(2)再利用量

  ①コピー用紙・OA用紙のリサイクル率向上により、全体合計はやや増えております。

(3)廃棄量

 ①コピー用紙・OA用紙の廃棄量は改善されましたが、⑥リサイクルができない食品残滓などが付いた紙くず・シュレッダー屑が大量に廃棄されています。

(4)リサイクル率

 ①コピー用紙・OA用紙のリサイクル率が大きく改善されましたが、⑥食品残滓などが付いた紙くず・シュレッダー屑が0%のため、紙全体のリサイクル率は60%程度に止まっています。

2. 課題

 上記のリサイクル率を見ても一目瞭然ですが、⑥食品残滓などが付いた紙くずとシュレッダー屑の廃棄量をいかに減らすかが課題となります。

3. 必要な取り組み

(1)シュレッダー屑の削減

 機密性が低いミスコピーなどの紙はシュレッダーにかけず、部署内に段ボール箱などをご用意いただき、機密書類の溶解処理に回していただけるととても助かります。

  ※1 段ボール箱は図書館裏のパワーステーションIIにございますので、ご自由にお持ちください。

  ※2 溶解処理に回せない色付きの紙などは、これまで通りリサイクルボックス(下記写真)に廃棄してください。

(2)食品残滓などが付いた紙くずときれいな紙の分類

食品残滓が付いた紙くずはリサイクルできないため、「燃やせるごみ」箱に捨ててください。

一方、きれいな紙でトイレットペーパーの再生(機密書類の溶解処理)に適さない色付き紙などはごみ箱の脇に設置されているリサイクルボックスへ廃棄していただけると大変助かります。

今回はここまでとなります。次回以降もどうぞよろしくお願いいたします。