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    理工学部物質生命理工学科 竹岡 裕子 教授

生分解性高分子に関する研究
理工学部物質生命理工学科 竹岡 裕子 教授

  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう
  • 研究

【研究の概要】
高分子は私たちの生活を支える重要な材料である一方、自然環境中で微細化されたマイクロプラスチッ高分子は私たちの生活を支える重要な材料である一方、自然環境中で微細化されたマイクロプラスチックは環境破壊の一因となっているのも事実である。

『生分解性高分子』は土壌中や生体内で分解する高分子であり、この中には植物由来の原料を用いて合成されるものがあり、環境への負荷が低い高分子として注目されている。一方で、生分解性高分子は汎用性高分子と比較して、機械的特性や機能化が不十分であり、既存の非分解性高分子材料にすぐに置き換えられる状況には無い。

私たちは生分解性高分子の機能化を行うことにより、柔軟性、形状記憶性、生体親和性を有する材料を開発し、SDGsの目標No.14、15の「海、陸の豊かさを守ろう」を叶え、No.12の「つくる責任、つかう責任」を果たすことを目標としている。これらの研究を活かし、生分解性ポリウレタンの合成や、バイオセラミックスとの複合化による人工骨材料への応用も検討している。

担当教員

竹岡 裕子Takeoka Yuko
理工学部物質生命理工学科