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上智大学サーフライフセービングクラブ(SLSC)

  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 課外活動団体

ライフセービング活動を通して人々の命を守っている上智大学サーフライフセービングクラブ( SLSC )の代表である 総合グローバル学部の相馬さん にインタビューを行いました。

——Q1 創立の背景 について教えてください。
私は幼少期から鎌倉に住んでいるのですが、江ノ島のライフセービングクラブに小学校2年生から所属していました。中高時代も継続して活動し、大学生になってよりライフセービングという活動を広げられたら日本全国の水辺の事故やライフセーバーの増員に少しでも貢献できると思い、2018年に上智大学サーフライフセービングクラブを設立しました。

——Q2 活動について教えてください。
ライフセービングは、水辺の事故を未然に防ぐために活動していくことが一番の目的です。具体的な活動として思い浮かべやすいのは、夏のビーチやプールの監視活動で、これらを徹底してマネジメントすることで水辺の事故ゼロを目指しています。また、夏の監視活動のために競技活動も行っていて、プールや海での大会に向けてトレーニングを行っています。さらに、ラーフセーバーを増やすという意味で講習会を企画して運営するといった教育活動も行うと同時に、地域に密着した市役所との連携や消防との合同訓練などといった活動も行っています。

——Q3 活動拠点について教えてください。
自身が小さい頃から江の島を拠点に活動していたことから、今まで知らなかった地で活動したいという思いが強くなり、現在は茨城県神栖市の波崎海水浴場で波崎ライフセービングクラブとして活動しています。他にも、神奈川県藤沢市の片瀬西浜海水浴場、神奈川県平塚市の平塚海岸、そして茨城県鉾田市の大竹海岸で各メンバーが活動しており、これらの地域のみならずもっと活動の域を広げていきたいと考えております。

——Q4 教育活動についてもう少し詳しく教えてください。
自身が小さい頃からライフセービングを学ぶ立場だったことから、現在は教育者としてこれまでの学びや経験を小中高生に教えています。将来的なライフセービングの育成という意味で、自分の命を守ることや海の楽しさを知るという点から始め、将来的には海の安全管理やそれらの知識を教育者として指導できるようになることを念頭に教育活動を行っています。また、大学生に対しては指導員としての資格を得るための講習会も実施しています。

——Q5 ビーチクリーン活動について教えてください。
私が活動している波崎海水浴場では、月に1回、第1または第2日曜日に地域の方々に呼びかけて一緒に海岸の清掃活動を行っています。また、地元のサーファーの団体と連携してビーチクリーンをすることもあります。

——Q6 活動の中で困難なことは何ですか。
過酷な環境の中で人の命と向き合わなければならないという責任の重さと活動を楽しむことのバランスが難しい点だと感じます。私自身、高校生の時に監視活動の中で実際に溺者の人命救助をしたことがあり、高校生ながらに人の命は救うことができるのだと思ったと同時に、この活動を広げていくことができればより多くの命を救うことができると強く思いました。この経験があるからこそ、活動の困難さも乗り越えることができているのだと感じています。

——Q7 読者に伝えたいこと
ライフセービングという活動を知ることで、海の安全な楽しみ方や自分の命の守り方も知ることができて海での事故も減らすことができるので、是非とも沢山の方々に関心を持って頂きたいです。また、ライフセービングに興味があったら誰でもできる活動なのでぜひ連絡してください!

(学生職員 原田)

学生団体

上智大学サーフライフセービングクラブ(SLSC)Sophia Surf Life Saving Club