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上智大学環境保護サークル Green Sophia

  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
  • 課外活動団体

団体で行っているSDGsの取り組みについて、上智大学環境保護サークル Green Sophia代表の金城初穂さんにインタビューを行いました。

——Q1 創立の背景と活動内容を教えてください

Green Sophia創立前、上智大学には日本語ベースで気軽にアクションを起こせる団体がありませんでした。そのため「ないならつくろう」と考え、創立に至りました。活動理念として #上智から世界に #環境インフルエンサー #一人一人にできることを の三つをあげています。我々は隣の一人にちょっとだけ影響を与えるだけでも十分“インフルエンサー”であると考えています。一人一人が自分にとってここまではできるということを自分のペースで行うことで、“インフルエンサー”としての役割を果たしているのです。具体的な活動内容はオンラインでは勉強会、外部向けのワークショップ、SNSでの発信を、オフラインではビーチクリーン、農業体験、プロギング(走りながらごみ拾いを行う)を行っています。

——Q2 成果があった活動を教えてください

成果を図ることは重要である一方、私は意識することで活動が形骸化してしまうことを危
惧しています。例えばゴミ拾いの活動は、それ自体で世界に貢献できるわけではありません。そこで私たちは関心のある人をどれだけ増やせたか、という視点で成果の評価を行っています。創立時にはたった15人だった部員が今では100人を超えたことは成果が出たと捉えて良いと思っています。あえてSDGs項目の成果を測るとすれば「13気候変動に具体的な対策を」「14海の豊かさを守ろう」の二項目です。前者に関して、我々は活動内容の発信や年に数回政策提言を行っています。去年はユース代表の一人として小泉進次郎氏(旧気候変動担当大臣)に政策提言を行いました。後者に関して、我々は年に数回ビーチクリーンを行っています。海によって流れ着くゴミが違うことから、人間のポイ捨てが海に与えるインパクトを体感しています。

——Q3 活動の中で困難なことは?

企業と連携してキャンパス内の飲料水供給を増やしたり、多くの学生にとって考えるきっかけになる、SDGsに関連する授業科目について、提案していきたいと考えています。 ただ、大学と連携するにあたって、その困難さに直面すること、互いに意見を交換していくことの難しさを、感じることはあります。


——Q4 目標にしているSDGsはありますか?

SDGsの17のゴールは全て繋がっていて、一つが改善されるとその効果が波及して他の目標も改善されると考えています。あえて目標をあげるとするならば、環境やエシカルな活動に関連する11~15・17です。しかし、我々Green SophiaとしてはSDGsウェディングケーキモデルの生物圏にあたる最下層のように、基盤となる存在でありたいと思っています。

——Q5 読者に伝えたいこと
「一人ひとりにできることを、楽しくやらないとサステナブルじゃないと思っています。 罪悪感で始めるのではなく、古着やビーガンなど楽しいから続けられるもので全然いいです。環境問題はアクションを起こしやすい問題で、一人一人のインパクトは大きいので、成果は見えづらいですが自分自身を認めてあげてください!サステナブルに、できる分だけ、楽しみましょう!ビーチクリーン、行く??」

(学生職員 左光)

学生団体

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