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教員 Researcher

青木 研Aoki Ken

経済学部経済学科 教授
研究プロフィール
医療サービス市場を対象に、保険制度や規制などの諸制度が、病院・診療所に代表される医療提供者の行動にどのような影響を与えるのか、その影響は市場の成果やコストの面から見てどう評価できるのかについて研究している。 また、2017年には上智大学・人間の安全保障研究所を設立し、貧困、環境、保健医療、移民難民、平和構築の5つを国際社会が抱える「人間の安全保障」上の重要な課題として位置づけた上で、社会科学研究を通した課題の解決、人間の安全保障の実現に取り組んでいる。
  • 1:貧困をなくそう
  • 2:飢餓をゼロに
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 16:平和と公正をすべての人に
経済学部経済学科 教授

足立 匡Adachi Tadashi

理工学部機能創造理工学科 教授
研究プロフィール
私たちの研究室では、物質の電気抵抗がゼロになる超伝導現象に関する研究を行っています。リニア新幹線と核磁気共鳴診断に不可欠な強力な電磁石や送電ケーブルなどに使われている超伝導は、次世代の省エネルギー社会に役立ちます。私たちは、高温で超伝導を示す物質の開発と超伝導の発現メカニズムの解明を目指して、超伝導物質を合成して基礎物性を測定する研究を進めています。
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
理工学部機能創造理工学科 教授

荒井 隆行Arai Takayuki

理工学部情報理工学科 教授
研究プロフィール
音に関わる研究、特に音声コミュニケーションに従事。その根幹には、私たちはどのように音声を作り、またどのように音声を聞いているかという科学的側面への探求があり、言語学(特に音声学)や認知心理学とも接点。言語教育にも貢献し、英語の音がテーマとなっているNHK Eテレ「えいごであそぼ with Orton」の実験監修を2017年から続けている。
「声道模型」による音声生成のモデルは、国内外の博物館展示の他、授業や科学教室等、科学教育において活躍中。ICTが進む現代社会においても、音声の役割は重要になってきている昨今、工学応用のみならず、医療分野や臨床応用なども視野に。最近では声道模型を使って発話中の飛沫等の可視化を実現。
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
理工学部情報理工学科 教授

新井 範子Arai Noriko

経済学部経営学科 教授
研究プロフィール
主にマーケティング領域の中で、消費者とのかかわりによって価値を生み出していく価値共創型のマーケティングの研究を行っている。近年は企業が独自の方法で社会的課題の解決を目指しながらブランドを形成し、コミュニティを作って市場創造を行っていくパーパス・ドリブンマーケティングの研究に取り組んでいる。ビジネスが社会貢献が相乗効果を生み出す仕組みや高齢者や障がい者たちにとって消費行動しやすいユーザビリティについても研究をしている。
  • 1:貧困をなくそう
  • 2:飢餓をゼロに
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 14:海の豊かさを守ろう
経済学部経営学科 教授

安納 住子 Anno Sumiko

地球環境学研究科地球環境学専攻 教授
研究プロフィール
専門は環境衛生学、公衆衛生学、空間情報科学。人為開発による自然改変によって地域・地球環境、さらに、人の健康がどのような影響を受けるかを明らかにするため、人工衛星データ、地理情報システム(GIS)、機械学習、深層学習を応用した研究を行っています。JAXAとの共同研究においては、人工衛星データと深層学習を用いた感染症予測に関する研究プロジェクトに参画し、人工衛星データ応用の新たな価値を見出すことにより、人工衛星データの科学的・社会的意義を高めるための研究も行っています。
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 6:安全な水とトイレを世界中に
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13:気候変動に具体的な対策を
地球環境学研究科地球環境学専攻 教授

石井 由香理Ishii Yukari

総合人間科学部社会学科 准教授
研究プロフィール
ジェンダーやセクシュアリティと関連する自己像や規範の研究をしています。特に、性別違和を覚える人たちやノンバイナリーやクィアの人々、異性装をする人たちの語りから、男/女の二元論を基盤にした社会構造の特性について明らかにしたいと考えています。現在の関心は、クロスドレッサー(特に女装者)と社会的承認について、及び、性別違和を覚える人たちの生活保護などの支援制度利用の困難性と問題点が何かを明らかにすることです。
  • 1:貧困をなくそう
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 5:ジェンダー平等を実現しよう
総合人間科学部社会学科 准教授

石澤 良昭Ishizawa Yoshiaki

アジア人材養成研究センター 教授
研究プロフィール
専門は東南アジア史、カンボジア・アンコール時代の碑文学。 上智大学時代の恩師ポール・リーチ教授の導きでカンボジアに行き、アンコール・ワットの前に立つ。その時の衝撃と大疑問が私の研究の原点となる。1961年大学卒業と同時にカンボジアに行き、 アンコール遺跡研究の第一人者グロリエ教授に師事。1980年西側の遺跡保存専門家として初めて内戦中のカンボジアヘ乗り込み、アンコール遺跡の荒廃ぶりを世界に訴える。ポル・ポト政権崩壊後、 カンボジア人保存官が3名しか生きて戻らなった事実を知り、1991年から保存官人材養成を遺跡現場で開始。爾来32年の歳月が流れ、現在も卒業制作を兼ねたアンコール・ワット西参道修復工事が続行中。
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
アジア人材養成研究センター 教授

伊藤 毅Takeshi Ito

国際教養学部国際教養学科 / グローバルスタディーズ研究科 教授
研究プロフィール
Takeshi Ito is a Professor of Political Science at the Faculty of Liberal Arts and Graduate School of Global Studies, Sophia University.
His research explores how the state and market’s control of nature and its resources has shaped social-ecological relations with variegated consequences including marginalization of species, deepening of capitalist relations, and unequal access to resources.
His research interests, lying at the intersection of ecology, capitalism, and the state, include Agrarian and Environmental Change, Political Economy of Development, theories of Hegemony and Resistance, Southeast Asia, and Japan. He has lived and worked in Indonesia and Thailand.
  • 1:貧困をなくそう
  • 2:飢餓をゼロに
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう
  • 16:平和と公正をすべての人に
国際教養学部国際教養学科 / グローバルスタディーズ研究科 教授

大川 裕子Okawa Yuko

文学部史学科 准教授
研究プロフィール
専門は東洋史(中国前近代史)で、中国南方の地域開発について水利・農業の側面から研究している。近年は長江下流低湿地を対象として、水利技術書・本草書・農書などの文献記載の分析をもとに、人間が低湿地とどのように向き合いながら歴史を営んできたのかを検討している。関連の研究成果は以下の通りである(「長江下流低湿地における水生植物利用の変遷史」(『東洋史研究』第79巻第4号、2021年、「文献史料からさぐる植物と人間の関係史:中国長江下流におけるヒシ利用の歴史」庄田慎矢編著『アフロユーラシアの植物考古学』奈良文化財研究所、2019年)。
  • 15:陸の豊かさも守ろう
文学部史学科 准教授

大橋 容一郎 Ohashi Yoichiro

文学部哲学科 名誉教授
研究プロフィール
哲学の研究者としては、近現代の哲学思想史を包括的に研究してきた。日本カント協会前会長、日本フィヒテ協会現会長として近代ドイツ哲学の研究の振興にあたり、近代日本哲学思想や文化交渉史についても多くの論攷がある。また同時に、上智大学グリーフケア研究所の立ち上げに参画して以来、同研究所の所員を務めるとともに、ケアの哲学、身体の哲学、グローバリゼーションの哲学など、現代世界の哲学的問題にも今日まで積極的に関わっている。

上智大学では、コミュニティカレッジ時代から十数年にわたり、識者とともに世界の問題を考える社会人講座を主催。他に放送大学、朝日カルチャーセンター、世田谷市民講座等でも、現実世界と哲学との接点について、社会人の方々ともに考える多くの講座を開講している。また、3.11以降は三陸地域で毎年定期的なケア活動に従事してきた。
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 10:人や国の不平等をなくそう
文学部哲学科 名誉教授

岡田 隆Takashi OKADA

総合人間科学部心理学科 教授
研究プロフィール
生理心理学研究に従事しています。最も専門としている実験手法は、動物脳標本を用いた電気生理学実験と、動物の行動解析です。中枢神経系の主要な伝達物質の一つであるグルタミン酸による神経伝達の多様性・重要性に着目し、精神機能におけるグルタミン酸作動性シナプス伝達・調節の役割について、様々な角度から研究を行ってきました。
近年は記憶の生物学的基盤に関する研究を中心に進めており、海馬の神経伝達効率の長期的増強を調節しうる物質とそのメカニズム、動物の記憶課題成績の日内変動に対する調節機構の解明が主要テーマです。
  • 3:すべての人に健康と福祉を
総合人間科学部心理学科 教授

織 朱實Ori Akemi

地球環境学研究科地球環境学専攻 教授
研究プロフィール
SDGs2030年目標期限が10年を切ったいま、「SDGsとういうのはよく聞くけど、なに?」「私たちに関係あるの?」という声はいまだ聞こえます。遠い目標のように見えるSDGsも、実は私たちの生活と直結しているのです。専門の廃棄物管理の観点から、よりSDGsを身近に感じてもらうためのワークショップやカードゲームなどを実施しています。
また、自分の研究テーマである「世界自然遺産の価値保全と住民参加」の観点から、フィールでである小笠原、奄美、西表で「持続可能な離島」達成のために、SDGsの具体化として、離島における「持続可能なツアー」を調査研究しています。
今ままで、20年以上、環境と経済の統合、循環型社会、廃棄物と資源の統合、ライフスタイルの変革、こうしたことを論じてきましたが、なかなか人に届かないと感じていたところ、SDGsを切り口に校正することにより共感性が高まっていることを実感しています。ですので、SDGsを切り口により持続的な社会へ変革していくため、自分の今までの研究を掘り下げ、同時に社会へと発信していきたいと思っています。
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 15:陸の豊かさも守ろう
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
地球環境学研究科地球環境学専攻 教授

木村 護郎 クリストフKimura Goro Christoph

外国語学部ドイツ語学科 教授
研究プロフィール
専門は社会言語学、ドイツ語圏地域研究。 とりわけ、社会を形成・運営する基盤としての言語とエネルギーについて研究・教育を行っている。 いずれも、理論的・一般的検討と、しばしば新しい言語観やエネルギー利用法の震源地・実験場となってきたドイツをはじめとするヨーロッパの現地調査の往還をとおして、考察を深めていくことをめざしている。 言語については、地域・国家・国際レベルで多言語状況とどのように向き合っていけばよいのか、またエネルギー面では、ドイツの「エネルギー転換」の背景にある思想とその実践面との関連について研究している。
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 10:人や国の不平等をなくそう
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
外国語学部ドイツ語学科 教授

倉田 正充Kurata Masamitsu

経済学部経済学科 准教授
研究プロフィール
専門は開発経済学で、途上国における貧困や農業、環境に関する問題について研究しています。過去に開発コンサルティング会社や国際協力機構(JICA)で政府開発援助(ODA)の実務に携わった経験があり、これまでバングラデシュを中心に、フィリピンやベトナムなど主にアジアでの調査・研究やODA事業に参画してきました。現在は特に、人工衛星データや地理情報システム(GIS)を活用した政策・事業評価を行っています。学内では他に人間の安全保障研究所に所属し、また基盤教育センターのメンバーとしてデータサイエンス教育の企画・運営にも携わっています。
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 11:住み続けられるまちづくりを
経済学部経済学科 准教授

小林 綾子Kobayashi Ayako

総合グローバル学部総合グローバル学科 准教授
研究プロフィール
専門は国際政治学、国際機構論、紛争と平和、グローバル・ガバナンス。グローバル・ローカルなアイデアやアクターの相互作用がもたらす世界政治に関心を持ち、特に武力紛争や非暴力抵抗の分析をつうじた紛争動向、人道問題、平和の定着、国際機関の役割を研究している。在スーダン日本国大使館専門調査員、内閣府国際平和協力本部事務局研究員、米国ハーバード大学ケネディスクール科学・国際問題ベルファーセンター研究員等を経て現職。本学国際問題研究所所員兼総合グローバル学部SPSF担当教員。国連学術評議会(ACUNS)東京連絡事務所渉外担当(2022年~)。
  • 10:人や国の不平等をなくそう
  • 16:平和と公正をすべての人に
総合グローバル学部総合グローバル学科 准教授